シュタイナーの社会思想からは、シュタイナー学校や緑の党、地域通貨、ベーシックインカムなど、さまざま社会実践への関連が見えてきますが、その源流を辿ってみると、ゲーテの『緑の蛇と百合姫』という不思議なメルヒェンにいきあたります。ゲーテは当時のフランス革命の圧倒的な印象のもとに『緑の蛇』を描き、そこで彼の考える《社会の未来》を比喩で表現したと言われます。

シュタイナーは、フランス革命の標語であった「自由・平等・博愛」を人間本質に即して捉え直し、そこから「社会三層化」思想を構築しましたが、その背景には『緑の蛇』があり、その象徴からは人間の内面に関わる《秘儀》と、現実社会とのつながりが見えてきます。

今回の講座では、シュタイナーの社会論に「内面」から迫りたいと思います。

講師　入間カイ

全7回　基本的に毎月第4木曜日　20:30-22:00

なお、録画配信は全回でのお申込みの方に限らせていただいています。

1. 2023年1月26日（木）
《鬼火と渡し守》フランス革命と第一次世界大戦

2. 2月23日（木）
《緑の蛇》シュタイナーの個人主義と霊的社会論

3. 3月23日（木）
《金銀銅の王たち》経済の友愛と神経・感覚系

4. 4月27日（木）
《百合姫の国》法律における平等と人間の呼吸とリズム

5. 5月25日（木）
《ランプの老人》精神の自由と代謝系

6. 6月22日（木）
《彼岸と此岸の架け橋》世界の魔術化と神の王国

7. 7月27日（木）
《昔話と社会論》新しいキリスト教と民族主義の克服

【参加費】

コリスコグループ会員　全回　14000円　単回　2000円

一般　全回　17500円　単回　2500円

★お申込みは以下のGoogleフォームよりお願いいたします。

https://forms.gle/Pmd65B7GZRV3CyyE9

なお、当日受講のお申込みは前日までとさせていただきます。

後日の録画視聴をご案内いたしますので、どうぞご理解ください。